ふかやま農園の桃畑では、草生栽培を行っています。畑に雑草をはやしたままにする栽培方法です。果樹では広く行われています。ただ、草が伸びすぎると農作業の邪魔になりますので定期的に刈り取ります。刈り取られた草はしばらくすると分解され、有機質となります。

写真は、草刈り前と後です。刈り取りには乗用モアと呼ばれる機械を使用します。夏、気温が上がるにつれ雑草の伸びも速くなり、他の作業の合間に行う草刈の時間もなかなか取れない状態です。

草刈の写真を撮影中、ふと近くの小川を見ると水の中にカニを見つけ、思わずシャッターを押しました。サワガニ？でしょうか。

６月に入り、この時期の作業は桃の袋かけです。果実の形状、傷の有無などを確かめながら一つ一つに袋をかぶせます。

大変手間のかかる仕事ですが、病気や害虫を防ぎ、品質の良い果実を収穫するためには欠かせません。

この仕事が２０日間ほど続きます。袋かけが終わるとあとは収穫を待つだけです。

先日は、キジが現れましたが、今日はカモのペアが突然目の前に現れました。

畑から帰って、インターネットで調べてみると、２匹とも色が同じで雄雌の区別がつかず、くちばしの先が黄色なので「カルガモ」のようです。

しばらく近くで草をついばんでいました。